2023.12.21
日本経済新聞にて、弊社Fund of Funds立上げに関する記事が掲載されました
2023年12月20日(水)の日本経済新聞電子版、および2023年12月21日(木)の同紙朝刊にて、Cross CapitalのFund of Funds立上げに関する記事が掲載されました。
以下、全文
クロスキャピタル、日本企業向けファンド 新興とつなぐ
【シンガポール=佐藤史佳】シンガポールの投資会社、クロスキャピタルは日本の事業会社が
出資する新たなファンドを立ち上げる。世界各地のベンチャーキャピタル(VC)へ投資し、
日本企業と海外スタートアップの関係づくりを支援する。
新ファンドには富士ソフトなど最大20社の日本企業が参画を予定する。ファンドから欧米や
東南アジア、イスラエルなどのVC約10社へ投資する「ファンド・オブ・ファンズ」の形態を
とる。1号ファンドの規模は1億ドル(約140億円)を目指す。
クロスキャピタルはシンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングス傘下のVC出身
の中村貴樹最高経営責任者(CEO)らが2022年に立ち上げた。海外VCとのネットワークを
生かし、日本企業と海外スタートアップの協業を促進している。
新ファンドへ出資する投資家は日本企業に限定する。投資先のVCは10社合計で約1800社へ
出資しており、日本企業を多様な地域・業種のスタートアップとつなげられるとみる。
参画する企業の従業員がクロスキャピタルへ出向して、ファンドの担当者とともに世界のVC
やスタートアップに近い場所で仕事ができる仕組みもつくり、人材育成にも役立ててもら
う。