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アジアを代表するベンチャーキャピタル Gobi Partnersの運営するファンドに出資、 戦略的パートナーシップを構築

Cross Capital(代表:中村貴樹、髙島史)は、事業会社のオープンイノベーション実装支援に特化したFund of Funds、Cross Capital I Limited Partnership(CC1)より、Gobi Partnersの運営する「MERANTI ASEAN GROWTH FUND II」と契約を締結し、戦略的パートナーシップの構築で合意しました。

 

 

■Gobi Partnersについて
Gobi Partnersは2002 年に中国で設立され、現在はマレーシアのクアラルンプールと香港に本社を構えながら、東南アジア・中国・香港・バングラデシュ・パキスタン・中東と、アジアで幅広くスタートアップへの投資活動を行うベンチャーキャピタルファンドです。運用資産額は 16 億米ドル、ポートフォリオ企業は400社超を誇り、16の都市にオフィスを構えるなど、アジア最大級のカバレッジを保有しています。また、従前より、日本を含む東アジアと東南アジアの接続に注力するフレームワーク「Crouching Panda, Hidden Tapir」を掲げ、日本企業とのポートフォリオ企業との連携を後押しして来ました。

 

■戦略的パートナーシップの狙い
Tech Collective Southeast Asia(2023年10月号)によると、東南アジアのテックスタートアップは目覚ましい成長を遂げており、その評価額は2025年までに1兆米ドルに達すると予測されています。Cross CapitalはGobi Partnersの持つ広大なアジアのネットワークと同社との緊密な連携を通じ、アジアの成長ポテンシャルと日系企業LPの事業連携・投資ニーズを繋ぎ、Gobi Partnersの築いてきたクロスボーダーイノベーションの流れを、より骨太にして参ります。

 

■Gobi Partners Co-Founder and ChairpersonのThomas G. Tsao氏からのメッセージ:
日本企業は長年にわたり、ASEANを重要な成長市場としてその可能性を高く評価し、近年はオープンイノベーションの文脈でより一層、東南アジアへの関心を高めています。そのため、Gobi PartnersとCross Capitalの提携は極めて自然な流れといえます。私たちは共に、ASEANの活気あふれるスタートアップエコシステムの潜在能力を解き放つとともに、日本のプレイヤーに当地域で最も優れた起業家たちへの比類なきアクセスを提供していきます。

 

■Cross Capital CEO 中村貴樹よりコメント
Cross Capitalには東南アジアのスタートアップエコシステムに強い関心を持つ大手企業がLP投資家として参画しており、今後、事業提携や投資・M&Aなど、様々なプロジェクトをGobi Partners、および同社ポートフォリオ企業と創発して参ります。東南アジアのダイナミックなデジタルエコノミーと、日本企業のアセットを繋ぎ、新たな価値を生み出していけることに、心からワクワクしています。

 

■Cross Capitalについて
Cross Capitalは「クロスボーダーイノベーションの力で、日本のポテンシャルを解放する。」をパーパスに掲げ、FoFの形態を活用した日本企業特化型のオープンイノベーションインフラを運営しております。

事業会社LPは、本仕組みに参画する中で、トップティアVCが投資を行った1,800社以上のスタートアップへのアクセスとCross Capitalの伴走支援・ノウハウ移転を得ながら、協業テーマの言語化、パートナー探索・選定、事業構想、スタートアップ巻込み、PoCおよび事業立上げを繰り返し、新規事業の創造や既存事業の変革に取組みます。また、人材交流によるケイパビリティ強化も同時に狙うことが可能です。

 

■会社概要
社名:Cross Capital Pte. Ltd.
住所:20 Anson Road, #11-01 Twenty Anson One&Co
URL:https://crosscapital.ltd/
問合せ:takaki.nakamura@crosscapital.ltd

 

■ファンド概要
ファンド名:Cross Capital I Limited Partnership
運用総額目標:US$100M超
運用期間:10年間
General Partner:Cross Capital Holdings I Limited
(代表者: 中村貴樹、髙島史)

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